イベントカレンダー

4月
7
松田美緒ライブ「クレオール・ニッポン:うたの記憶を旅する」松江公演(小泉八雲没後111年記念事業)
4月 7 @ 7:00 PM – 9:00 PM

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2005年のデビューより、ポルトガル語圏、スペイン語圏の国々を舞台に、その世界を自由自在にひろげてきた松田美緒。 2012年から日本の歌を発掘するプロジェクトをスタートし、2014年12月には、初のCDブック『クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する』を出版。今回は、そのリリース記念ライブ。

徳島県の山村・祖谷(いや)、隠れキリシタンが住んだ長崎県の伊王島、太平洋の小笠原諸島父島、あるいは福島県の相馬、福岡県の行橋、さらには多くの日本人移民が暮らすハワイやブラジルなどで地元の人々に歌い継がれていた知られざる名曲たち──彼女が探し求めた多様な日本のうたには、遠く海を越えて世界とつながる多様な日本の物語が息づいている。


出演者

松田美緒(うた)

土地と人々に息づく音楽のルーツを魂と身体で吸収し表現する”現代の吟遊詩人”。その声には彼女が旅した様々な地域の魂が宿っている。ポルトガル、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、ベネズエラ、ペルー、カーボヴェルデなどポルトガル語・スペイン語圏の国々で、ウーゴ・ファトルーソ、カルロス・アギーレなど現地を代表する数々のミュージシャンと共演。南米やヨーロッパ、韓国など世界各地で公演を重ねている。2005年にビクターよりデビューし、以来5枚のソロアルバムを発表。2014年12月、3年がかりのライブとフィールドワークの集大成である初のCDブック『クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する』を発表。
http://www.miomatsuda.com/

鶴来正基(ピアノ)

松田美緒「日本のうた」プロジェクトにおいて不可欠なピアニスト。学生時代に『VARIETE』のメンバーとしてデビュー。ピアニスト、作編曲家として現在にいたる。緻密に構成された録音物と即興性の強いライブが対照的である。歌を際立たせる伴奏にも定評があり、加藤登紀子、ピエール・バルー、Sandii 等、多くの歌手の信頼を得ている。最近では、The Boom、畠山美由紀 等のコンサートやレコーディングに参加する。
http://sky.ap.teacup.com/monji/

渡辺亮(パーカッション)

音楽に色彩と空間を与えるパーカショニストとして、数多くのアーティストと共演、レコーディングに参加。青山こどもの城の講師を経て、鼓童アースセレブレーション、いわき芸術交流館アリオスなど、全国でパーカッションのワークショップを行っている。ソロ・アルバムに「ウォレス・ライン」「モルフォ」。武蔵野美術大学卒業、東京学芸大学非常勤講師。
http://www.ryo-watanabe.com/

トークゲスト:
小泉凡(島根県立大学短期大学部教授、小泉八雲曾孫)


プレイガイド

※テテ・ド・ババール、NPO法人まつえ・まちづくり塾、タカキ楽器店、おうちごはんカフェ 豆花、杜のパン屋を追加しました(3/24)。

[松江]島根県民会館、プラバホール、今井書店グループセンター店 STUDIO WONDER、今井書店学園通り店、テテ・ド・ババール、NPO法人まつえ・まちづくり塾、タカキ楽器店
[出雲]今井書店出雲店、おうちごはんカフェ 豆花
[雲南]チェリヴァホール、カフェ・オリゼ、杜のパン屋
[米子]本の学校今井ブックセンター


クレオール・ニッポン[CDブック]

1通のラブレターから


主催:どこでもミュージアム研究所 
共催:山陰日本アイルランド協会
後援:八雲会

11月
25
松田美緒ライブ「クレオールな夜」
11月 25 @ 7:00 PM – 9:00 PM

旅をしながらたくさんの物語や歌を集めた人。
ラフカディオ・ハーンのまなざしにあこがれて、私は世界中の歌を探しながら歌っています。

松田美緒


はじめて松田美緒さんとお会いしたとき、この人こそ現代のハーンだと感じました。
オープン・マインドで旅する偉大な実践民俗学者のシンガーです。

小泉凡


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クレオールな夜 Creole Night

クレオールやクレオール文化は植民地生まれという
意味だけでは捉えられない気がします。
親から子へ、子から孫へ受け継がれるもの。
日々の暮らしの中から、わき上がってくる泉のようなもの。
人と人の出会いが混ざり合って生まれ、伝えられて
きたものを「クレオール」と私は呼びたい。
ギリシャの島に伝わる歌、ポルトガルのファド、日本の
労働歌やラブソング、サンバやボサノバなどなど。
世界中のクレオールを松江で歌います。
一夜かぎりの世界旅行をお楽しみください。

松田美緒


出演者

松田美緒(うた)

土地と人々に息づく音楽のルーツを魂と身体で吸収し表現する”現代の吟遊詩人”。その声には彼女が旅した様々な地域の魂が宿っている。ポルトガル、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、ベネズエラ、ペルー、カーボヴェルデなどポルトガル語・スペイン語圏の国々で、ウーゴ・ファトルーソ、カルロス・アギーレなど現地を代表する数々のミュージシャンと共演。南米やヨーロッパ、韓国など世界各地で公演を重ねている。2005年にビクターよりデビューし、以来5作のソロアルバムを発表。2014年、3年がかりのライブとフィールドワークの集大成として初のCDブック『クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する』を発表。ブラジル・ハワイ移民の歌を含め、日本各地の忘れられた歌を現代に瑞々しく蘇らせた作品は高い反響を呼び、文藝春秋「日本を代表する女性120人」に選ばれる。2015年、3月、パリの高等社会学研究所の国際シンポジウムに招かれ、5月にはギリシャでも公演。第2回ヘテロトピア文学賞特別賞を受賞。
http://www.miomatsuda.com/

山口亮志(ギター)

イスラエルで生まれ、幼少期よりギリシャ、メキシコ、日本、エル・ サルバドルや米国で暮らす。マイアミ大学フロスト音楽院でクラシックギターをレネ・ゴンザレス氏に師事。2004年マイアミ国際 ギターコンクール準優勝。ベースはクラシックにあるものの、様々な演奏家・芸術家との出会いによってセファルディ民謡、タンゴ、アイルランド、アフリカ音楽、即興演奏、能楽師との共演など、活動は多岐に渡る。アンサンブルが多く、共演者によって演奏スタイルも異なる。日本国内をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、ジャマイカ、カーボ・ヴェルデで演奏。KIJI、coba、アール・チナ・スミス、津村禮次郎、松田美緒、オズワルド・コアメ、他多数と共演。「月と雪と」を始め、10枚以上のCDに参加。映画「シネマの天使」でギター演奏を担当。12弦ギター、ギリシャ・ブズーキ、シンセサイザーギターなども演奏。
http://ryojiyamaguchi.com/


チケット取扱

高嶋(電話:090-3638-5700)
Live & Bar Miz(電話:0852-32-1551)
山陰日本アイルランド協会のFacebookページでもご予約いただけます!


主催:どこでもミュージアム研究所 
共催:山陰日本アイルランド協会
後援:八雲会