スキップ用ナヴィゲイション


パンくず式ナヴィゲイション

トップページ » お知らせ » アイリッシュ・チャリティー・イベント「IRELAND supports JAPAN モダン・アイリッシュ〜ライフ & ミュージック」




お知らせ

アイリッシュ・チャリティー・イベント「IRELAND supports JAPAN モダン・アイリッシュ〜ライフ & ミュージック」

投稿:2011/10/22 18:18

20111210modernirish.gif 20111210modernirish2.gif

“いまどきのアイルランド”トーク2本立て

山陰日本アイルランド協会では、東日本大震災の復興支援企画として、アイリッシュ・チャリティー・イベント「IRELAND supports JAPAN モダン・アイリッシュ〜ライフ & ミュージック」を12月10日(土)に開催します。ゲストはアイルランド文化に精通したお二人、松井ゆみ子さんとピーター・バラカンさんです。


世界とつながる島根づくり助成金事業

日時
2011年12月10日(土)16:00(15:30開場/19:30終了予定)
場所
松江市市民活動センター STICビル 5階 交流ホール(松江市白潟本町43)[Google Maps]
出演
松井ゆみ子さん
ピーター・バラカンさん
参加費
3,000円
※この催しの収益金の一部は、東日本大震災復興支援に役立てられます。
主催
山陰日本アイルランド協会
共催
松江市
後援
駐日アイルランド大使館
協力
アイリッシュ・ネットワーク・ジャパン
お問い合わせ先
山陰日本アイルランド協会
phone: 090-4109-5542(小泉) 090-7593-9332(鴨井)
e-mail:
チラシ
PDFファイル(1.1MB)
プレスリリース
PDFファイル(352KB)

趣旨

アイルランド大使を中心に、日本国内にあるアイルランド関連団体は東日本大震災の被災者の方々に対しできる限りのサポートすることを話し合いました。そして、“IRELAND Supports JAPAN”と題し、何ができるのか検討してきました。私たち山陰日本アイルランド協会は、自然災害と日本人の国民性に大きな関心を抱いていたアイルランド人作家小泉八雲が、ペンの力で世界に津波の恐ろしさと防災の重要性を訴えた作品“A Living God”と、その中で初めて“Tsunami(津波)”という言葉を使ったことに注目し、宮城県にある「みちのく八雲会」のリーダーが主宰するNPO 「まちづくりNPOげんき宮城研究所」(代表:門間光紀氏)を支援先と決めて、アイリッシュ・チャリティー・イベントを開催することにしました。

ゲストのピーター・バラカンさんと松井ゆみ子さんは、このイベントの趣旨に賛同し松江に来てくださることになりました。「モダン・アイリッシュ」とは、いまどきの新しいアイルランドのことで、松井ゆみ子さんの最新の暮らしや料理の話、また、ピーター・バラカンさんの案内と選曲によるアイリッシュ・ミュージックの旅への誘いなど、贅沢で素晴らしいひと時を過ごして頂けると思います。

ご協力いただきました関係者各位に心から感謝申し上げます。

プログラム

被災地への応援メッセージ

自然災害と日本人の国民性との関係に大きな関心を抱いていたアイルランド人作家小泉八雲は、1854年(安政元年)の南海地震の際に、多くの人々の命を救った庄屋の実話を物語化した「生き神(A Living God)」(『仏の畑の落穂』 1897年刊所収)を執筆した。この作品の中で“Tsunami”という言葉が初めて世界に紹介された。この中で、八雲は津波から身を守る先人の機知と勇気や、困難を賢く乗り越えていく日本人の国民性を説いている。

5月に被災地を訪問した小泉凡氏(本会副会長、小泉八雲曾孫)による、被災地の様子と人々を紹介するパネル展、スライドショーを行い、参加者に現状を知ってもらう場とする。

モダン・アイリッシュの食卓〜松井ゆみ子さんによるトーク&スライドそして試食
写真

〝パンケーキベーコンのっけ〟。モダン?

アイルランド人の暮らしや食事情は、アイルランドの好景気以降、近隣の国から労働者としてやってきた移民たちによって持ち込まれた他国の文化によって、大きく様変わりした。特に食に関しては、極めて「保守的」と言われてきたアイルランド人だが、現在では各国料理のレストランができ、スーパーには外国の食材が並ぶ。その現状やプロセスを、そしてそれらの影響を受けてできた「モダン・アイリッシュ」なお料理を、スライドショーを交えた楽しい松井さんのおしゃべりで紹介してもらう。

松井ゆみ子さんプロデュースのモダン・アイリッシュ・メニューによる「食」も実際に体験。

松井ゆみ子(Yumiko Matsui)

1957年東京生まれ。女子美術短期大学絵画科卒業。1980年から1990年まで、キョードー東京、キョードープロモーションなど音楽産業で働いた後、1991年に渡愛。1993年から1年の半分をアイルランドで暮らし、現地の人々の生活や文化を取材。著書に『アイルランドのおいしい毎日』(東京書籍)、『ケルトの国のごちそうめぐり』(河出書房新社)など。当会は、2007年に池田真紀さんとともに松井ゆみ子さんを招いてワークショップを開催している。

旅するアイリッシュ・ミュージック〜ピーター・バラカンさんの案内によるアイリッシュ・ミュージックの旅

世界各地に移民として移り住んでいった多くのアイルランド人たちだが、彼らは伝統音楽とともに海を渡り、そしておもな移民先となったアメリカで新しい音楽を作っていった。それが、ブルーグラスやカントリーそしてロックへと変遷していき、大きな歴史を作ることになる。そして、またその新しいサウンドが彼らの伝統音楽に影響を与え、新しいアイリッシュ・ミュージック・シーンを作っていくこととなった。まさに、時空を超えて変わり続けるアイリッシュ・ミュージック。ピーター・バラカンさんの選曲と軽快なおしゃべりによって作り出されるバラカンワールドを、心ゆくまで堪能できる珠玉のひと時。

ピーター・バラカン(Peter Barakan)

ブロードキャスター。1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語科卒業後、1974年来日。シンコーミュージック国際部勤務を経て、YMOの海外コーディネーションを担当。『CBSドキュメント』(TBS)、『Begin Japanology』(NHK)、の司会のほか、『ウィークエンド・サンシャイン』(NHK-FM)などラジオ、テレビを中心に、幅広い音楽を紹介している。CDの企画・監修も多数ある。著書『魂(ソウル)のゆくえ』(新潮社)、『僕が愛するロック名盤240』(講談社+α文庫)、『ロックの英詩を読む』(集英社インターナショナル)など。当会では、2006年9月に「ピーター・バラカン氏が語るポピュラー音楽の原点――それはアイルランドから」というタイトルで、イベントを開催している。

チケット取り扱い

  • 島根県民会館 しまね文化情報コーナー
  • 松江市総合文化センター プラバホール
  • artos Book Store
  • 山陰日本アイルランド協会(Eメールで「12月10日チケット希望」の件名で info@sanin-japan-ireland.org まで。協会でのメール受付は12月3日まで)

アクセス


大きな地図で見る
  • JR松江駅から徒歩10分
  • バス停「天神町」下車、徒歩1分
  • バス停「大橋南詰」下車、徒歩3分
駐車場

市営白潟駐車場(STICビル北隣/135台)
※駐車可能台数に限りがありますので、なるべく公共交通機関をご利用ください

パネル展示と販売

  • 津波による被災地の写真展示と被災地への応援メッセージ
  • 駐日アイルランド大使からのメッセージ
  • アイリッシュ・ネットワーク・ジャパンによるチャリティ・グッズの販売
  • ピーター・バラカンさん、松井ゆみ子さんの著書販売とサイン会

支援先

まちづくりNPOげんき宮城研究所 代表:門間光紀(みちのく八雲会主宰)
被災地の現状
現在、避難所はすべて閉鎖され、被災者は仮設住宅に入居するか、在宅避難を行っている。支援も個別的な生活支援に移行している。同会は、仮設住宅を定期的に回り、相談相手をつとめたりセラピーを行ったりしている。また、従来からほとんど支援を受けられなかった在宅避難者はさまざまな困難を抱えており、SOSが頻繁に寄せられる。同会ではそれに対応して、炊き出しやセラピー、さまざまな相談に対応している。 5月に小泉凡副会長が訪れた経緯がある。

トラックバック