イベントカレンダー

2月
1
アイリッシュ・フィルム・デー:心あたたまるアイルランドの一日
2月 1 @ 10:30 AM – 6:00 PM

山陰日本アイルランド協会設立20周年・小泉八雲没後110年記念


山陰日本アイルランド協会は、今年で設立20周年を迎える。小泉八雲の『知られぬ日本の面影(Glimpses of Unfamiliar Japan)』の出版からちょうど100年目にあたる1994年に発足し、その後20年間、山陰を中心にアイルランドやケルトの文化、歴史、音楽などを中心にそれらを紹介するイベントを数々企画し、アイルランドと日本を結ぶ活動を行ってきた。

2007年から中国地方では初のセント・パトリックス・デイ・パレードを開催し(松江市との共催)、市内はグリーンで彩られ、毎年多くの参加者を得てアイルランド紹介の好機として継続している。

少し前まではアイルランドと言えば古代ケルト、伝説、妖精、IRA、移民、音楽、そしてもちろんラフカディオ・ハーンといったことがイメージできたが、1990年代にはケルティック・タイガーと呼ばれる驚異的な経済発展を遂げ、ユーロを導入し、本質的な部分は変わらないとしても、少なからずアイルランドは変化を遂げてきた。本会が設立された当時のアイルランドは、すでに「古き良き時代」と呼べるかもしれない。しかし、近年、バブルが崩壊し、国は経済破綻状態に陥った。そして今は、古いものに新しいものを融合させて新たな方向に向かって歩み始めているようだ。

アイルランド映画から現代のアイルランドとそのアイデンティティを感じることはできないだろか、またその中に流れるアイルランドの本質を感じ取ることはできないだろうか、またそれらを通してみるアイルランド人らしさとはなんだろうか、というのが今回の企画のテーマである。

アイルランド映画と言えば、歴史的な悲話やケルトの伝説、アイルランド移民というテーマが、いかにもこの国らしいという印象だが、今のアイルランドはそんなことばかりを引きずっているわけではない。むしろ、街角のラブストーリーや、ヒューマンストーリーなどに、「アイルランド」というエッセンスが加わり、宗教紛争の狭間に置かれる人々のどこまでも暗く悲しい描き方から、たとえ時代やテーマがそうであっても、ほのぼのとしたポジティブな表現へと変わってきているような気がする。

今回は、このような一味違ったアイルランドを知る機会として、心温まる作品を紹介していきたい。大寒を迎える2月、そして暗いニュースの多い昨今だが、身も心も温かくなるような感動を味わっていただければと思う。


上映作品

いずれも2010年以降にアイルランドをテーマとして作られ、アカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートされた素晴しい作品です。


『ダブリンの時計職人(Parked)』

監督:ダラ・バーン
出演:コルム・ミーニイ、コリン・モーガン ほか
2010年/アイルランド・フィンランド/94分

ロンドンで時計職人として活躍していたのに職を失い、身一つで故郷ダブリンに戻って来た寂しい中年男フレッドを、名優コルム・ミーニイが温かく演じます。
彼は同じくダブリンが舞台になった大ヒット映画「ザ・コミットメンツ」でエルビスの大ファンであるお父さんを演じて有名になった人ですが、もちろんスタートレック他、ハリウッドでも大活躍している大変な俳優さんです。
コルム演じるフレッドは、失業保険を貰うこともできず、住む家もないので仕方なくダブリンの海辺の駐車場の車の中で、ホームレス生活を始めます。そこにドラッグにおぼれ家を出た少年カハルが「隣人」としてやってきます。年齢差もありながら、不思議な友情を育てる二人。真面目に正直に不器用に生きるフレッドの姿がとにかく心を打ちます。
原題の「Parked」を「ダブリンの時計職人」とした配給会社さんの宣伝はナイスだと思います。失業保険の窓口のお兄さんは不親切ですが、正義のために立ち上がるジャーナリストなど、ダブリンの町の優しさもそこここに。(野崎洋子)

『ダブリンの時計職人』

『ダブリンの時計職人』



『アルバート氏の人生(Albert Nobbs)』

監督:ロドリゴ・ガルシア
出演:グレン・クローズ、ミア・ワシコウスカ ほか
2011年/イギリス・アイルランド・アメリカ・フランス/113分/PG12指定(12歳未満の鑑賞には親の助言や指導を必要とする)

19世紀の貧しいダブリンにある高級ホテルで、ウェイターとして働くアルバートは、ほんとうは女性なのに14歳のときから男性として生きるしかなかった‥‥という実在の人物です。他人とはなるべく係わりを持たずに自分を殺しながら生き、そして死んで行くつもりだったアルバートが、本当の友人に出会い、少しずつ心を開いていく中で「愛する人と結婚して自分の小さなタバコ屋を持ちたい」と希望を持つようになります。
この映画で一番印象的なのは、グレン・クローズ演じるアルバートという、性別もお金も欲もすべてを超越した天使のような本当に美しい魂の存在です。彼女自身が30年かけて映画にしたいとそそいだ情熱が見事に実現し、最高に感動的な作品に仕上がりました。
映画のエンディングに流れるシネイド・オコナーの歌唱が美しく胸を打ちます。(野崎洋子)

『アルバート氏の人生』

『アルバート氏の人生』



『あなたを抱きしめる日まで(Philomena)』

監督:スティーブンスン・フリアーズ
出演:ジュディ・デンチ、スティーブ・クーガン ほか
2013年/イギリス・アメリカ・フランス/98分

あらすじ

カトリックの国アイルランドでは女性が結婚前に妊娠することは大変なスキャンダルでした。そういう女の子たちは修道院に強制的に入れられランドリー(洗濯所)で収容所のような生活をさせられるのです。こういったランドリーは、もちろん最近では社会問題とされていますが、実は96年まで存在していた…という驚愕の事実。だからこの映画に描かれている話は、本当に最近の話なのです。
フィロミーナを演じるジュディ・デンチがもう最高。ちょっと頭が悪いかもしれないけどピュアで可愛い、太陽みたいなアイリッシュのおばちゃんを演じています。そのジュディとの会話が最高に笑えるジャーナリスト役のスティーブン・クーガンはコメディアンで、俳優としても活躍しているばかりではなく脚本そして製作にも関わっています。
とにかく内容がこれだけシリアスなのに、話のテンポが良く、見ていて楽しく、非常に見応えのある大傑作と言えるでしょう。(野崎洋子)

『あなたを抱きしめる日まで』

『あなたを抱きしめる日まで』


野崎洋子トーク「アイルランド映画の魅力」

聞けば映画がもっともっと楽しめる♪

野崎洋子(のざき・ようこ)…1990年頃アイルランド音楽と出会い、その後国民的シンガー、メアリー・ブラックの日本公式代表を務めたことがきっかけでこの世界に入る。20年ほど前に、ケルト・北欧音楽など伝統音楽を日本に紹介するプロモーション・オフィスTHE MUSIC PLANTを立ち上げ、多くのアーティストを日本に招きジャパンツアーを敢行。いわゆるケルト音楽ブームの火付け役のひとりとなる。アイルランド映画を多数鑑賞し、アイルランド文化全般からのユニークな視点で作品を語る。

スケジュール

  • 10:30-12:10 『ダブリンの時計職人』
  • 13:00-13:20 野崎洋子トーク「アイルランド映画の魅力」(1)
  • 13:30-15:30 『アルバート氏の人生』
  • 16:00-16:10 野崎洋子トーク「アイルランド映画の魅力」(2)
  • 16:15-18:00 『あなたを抱きしめる日まで』

同時開催

タパタパカフェ

映画の合間にほっと一息つけるカフェを開店。タパタパプロデュースのオシャレなランチやスイーツをいただきながら、本を読んだり音楽を聞いたりと、一日ゆったりとした時間をお過ごしください。アイルランド・グッズも販売します。

アイルランド・フォト・ギャラリー

上映作品が生まれた国アイルランドの写真展。

料金

[3作品全通]一般:前売3,000円/当日3,600円
[1作品]一般:前売1,200円/当日1,500円 大学生以下:当日1,000円

チケット取扱

[松江] 島根県民会館、プラバホール、タカキ楽器店、今井書店グループセンター店、今井書店学園通り店、山陰日本アイルランド協会
[出雲]ビッグハート出雲
[米子]本の学校今井ブックセンター

お問い合わせ

Tel: 090-4109-5542  E-mail: info@sanin-japan-ireland.org (小泉) 
Tel: 0852-25-5713  Email: e-egao86@web-sanin.co.jp (中村)


主催:アイリッシュ・フィルム・デー実行委員会、山陰日本アイルランド協会
共催:松江市
後援:駐日アイルランド大使館、島根県、島根県教育委員会、島根県民会館、朝日新聞松江総局、毎日新聞松江支局、読売新聞松江支局、山陰中央新報社、中国新聞社、島根日日新聞社、BSS山陰放送、日本海テレビ、山陰ケーブルビジョン、エフエムいずも
協力:松江キネマ倶楽部、山陰映画センター、島根県立大学短期大学部松江キャンパス しまね地域共生センター

5月
9
平成26年度総会 懇親会&セッション
5月 9 @ 6:00 PM – 8:00 PM
平成26年度総会 懇親会&セッション

Ceol agus Craic(キョール・アガス・クラック)によるアイリッシュ・ミュージック・セッション

会費:3,500円
参加申込締切:5月7日(木)
申込先:小倉
phone: 070-5520-1968
e-mail

Ceol agus Craic(キョール・アガス・クラック)

2007年、第1回目のセント・パトリックス・デイ・パレードの開催に合わせ、有志が集まって結成されたティン・ホイッスル・バンド。2代前のアイルランド大使・スキャネル氏によって命名していただき、Music & Fun! という意味を持っています。アイリッシュ・フェスティバルでの演奏の他、地域のイベントで演奏活動を行っていますが、まだまだ修行中〜♪

7月
27
ハーンのアイルランドを巡って:“私”と文学と写真と
7月 27 @ 1:00 PM – 2:30 PM

島根県立大学短期大学部松江キャンパス「小泉八雲入門」公開授業として、ダブリン在住の写真家・MOTOKO(藤田需子)氏の講演会を開催します。学外の方もご参加いただけますので、お誘い合わせの上ご来場ください。


ハーンのこよなく愛した文学と
20世紀に開花する写真が
ひとつに繋がる時


講師:MOTOKO (藤田需子) 氏

写真家。山口県下関市出身。梅光学院大学英米文学科修士課程卒業後、2002年単身渡愛。ダブリンでは主にミュージック・フォトグラファーとして活動し、ダブリンのロックンロール・シーンに吸着。また、梅光学院大学文学部修士課程在籍中に、ジェイムズ・ジョイスと出逢い、ジョイスの作品の世界を表現した写真集『ジェイムズ・ジョイスの影』(2011年、リリプット・プレス)にまとめる。作品の展覧会は、巡回展として国立ギャラリーなど数か所で開催され、作品5点が国のコレクションとなる。2013―14年には、アイルランドが世界のアーティストサポートする企画「キル・リアライ」プロジェクトで推薦アーティストに選ばれる。ダブリン在住、2児の母。
www.motokofujita.com


参加無料・申込不要(学外の方もご参加いただけます)
主催:島根県立大学短期大学部松江キャンパス、山陰日本アイルランド協会


「ハーンのアイルランドを巡って:“私”と文学と写真と」チラシ

「ハーンのアイルランドを巡って:“私”と文学と写真と」チラシ


チラシのPDFファイル(399KB)
 

11月
22
hatao & nami アイルランド音楽ワークショップ
11月 22 @ 11:00 AM – 4:00 PM
hatao & nami アイルランド音楽ワークショップ&ライブ チラシ

hatao & nami アイルランド音楽ワークショップ&ライブ チラシ

チラシのPDFファイル(909KB)

日時:2015年11月22日(日)11:00-16:00
会場:松江市市民活動センター STICビル 5階 交流ホール(島根県松江市白潟本町43)
講師:hatao
 
ティン・ホイッスル(アイルランドの縦笛)の知識から演奏方法、そしてアイルランド音楽のリズムや表現方法まで、一気にわかる超・特別なワークショップ! ビギナーから経験者まで、ちょっと音楽に触れてみたい方もご参加ください!
 

前半「ティン・ホイッスル演奏の基礎」

ティン・ホイッスルは誰でも簡単に楽しめる楽器ですので、独学で習得している方も多いかと思いますが、改めて技術的な観点から基礎を見てゆきましょう。
楽器の持ち方、運指、タンギング、スラー、音色、音程、息の技術、参加者とのQ & Aなど、アイルランド音楽に限定せずに音楽や管楽器演奏全般に役に立つ内容です。初学者はもちろん、日頃からティン・ホイッスルに親しんでいる方にも、基礎を見なおす良い機会になるでしょう。
 

後半「アイルランド音楽 表現とリズム」

アイルランド音楽のリズムと表現方法について学びましょう。
バグパイプの特徴を知って頂き、それがアイルランド音楽の演奏習慣にどのような影響を与えたのか、それを実際の演奏にどのように活かせばよいのかについてお話します。
ティン・ホイッスルに限らず、すべての楽器に応用できる内容です。
 
※ケルトの笛屋さんが特別に出店します。この機会に、色々な笛を試してみましょう。教材やCDの販売もあります。


[同日開催]ライブ

日時:2015年11月22日(日)19:00
会場:LIVE & BAR 松江Miz(島根県松江市伊勢宮町501-35 城観光ビル2F)
出演:hatao & nami
 
「アイルランド音楽を中心に、北欧や他のケルト地域の音楽も交えながら伝統音楽の魅力をお伝えします。各地を旅行して出会った音楽家たちのこと、伝統音楽を学ぶことについてもお話をいたします。

hatao & nami アイルランド音楽ライブ


参加費

ワークショップ:2,500円
ライブ:3,500円(ワンドリンク別)
ワークショップ&ライブ セット:5,000円

チケット取扱

プラバホール
山陰日本アイルランド協会(Facebookでも受け付けます)


問い合わせ先

山陰日本アイルランド協会

[事務局]
〒690-0044 島根県松江市浜乃木7-24-2
島根県立大学短期大学部松江キャンパス 小泉研究室
phone/fax: 0852-20-0207
携帯電話:090-1815-9250(米村)
e-mail


hatao

アイリッシュ・フルート、ティン・ホイッスル、北欧の笛いろいろ
ケルト・北欧の笛演奏家。演奏、教育、普及を活動の柱に、笛と伝統音楽の魅力を伝えている。アイルランド、スコットランド、スウェーデンなどケルトや北欧の国々を訪れ、研鑽を積む。国内初となるティン・ホイッスル教本を執筆。台湾、北京、韓国、フランスで公演。伝統奏法に学びつつも、 日本人としての音楽性を大切にしている。熊野古道への旅から生まれたメロディを収めた1stアルバム「縁 -enishi-」を上原奈未とともに制作。

アイリッシュフルートインフォメディア アイリッシュフルート、ティンホイッスル奏者のhataoのサイト 


主催:山陰日本アイルランド協会

hatao & nami アイルランド音楽ライブ
11月 22 @ 7:00 PM – 9:00 PM
hatao & nami アイルランド音楽ワークショップ&ライブ チラシ

hatao & nami アイルランド音楽ワークショップ&ライブ チラシ

チラシのPDFファイル(909KB)

日時:2015年11月22日(日)19:00
会場:LIVE & BAR 松江Miz(島根県松江市伊勢宮町501-35 城観光ビル2F)
出演:hatao & nami
 
「アイルランド音楽を中心に、北欧や他のケルト地域の音楽も交えながら伝統音楽の魅力をお伝えします。各地を旅行して出会った音楽家たちのこと、伝統音楽を学ぶことについてもお話をいたします。
 


[同日開催]ワークショップ

日時:2015年11月22日(日)11:00-16:00
会場:松江市市民活動センター STICビル 5階 交流ホール(島根県松江市白潟本町43)
講師:hatao
 
ティン・ホイッスル(アイルランドの縦笛)の知識から演奏方法、そしてアイルランド音楽のリズムや表現方法まで、一気にわかる超・特別なワークショップ! ビギナーから経験者まで、ちょっと音楽に触れてみたい方もご参加ください!
 
hatao & nami アイルランド音楽ワークショップ


参加費

ワークショップ:2,500円
ライブ:3,500円(ワンドリンク別)
ワークショップ&ライブ セット:5,000円

チケット取扱

プラバホール
山陰日本アイルランド協会(Facebookでも受け付けます)


問い合わせ先

山陰日本アイルランド協会

[事務局]
〒690-0044 島根県松江市浜乃木7-24-2
島根県立大学短期大学部松江キャンパス 小泉研究室
phone/fax: 0852-20-0207
携帯電話:090-1815-9250(米村)
e-mail


hatao

アイリッシュ・フルート、ティン・ホイッスル、北欧の笛いろいろ
ケルト・北欧の笛演奏家。演奏、教育、普及を活動の柱に、笛と伝統音楽の魅力を伝えている。アイルランド、スコットランド、スウェーデンなどケルトや北欧の国々を訪れ、研鑽を積む。国内初となるティン・ホイッスル教本を執筆。台湾、北京、韓国、フランスで公演。伝統奏法に学びつつも、 日本人としての音楽性を大切にしている。熊野古道への旅から生まれたメロディを収めた1stアルバム「縁 -enishi-」を上原奈未とともに制作。

アイリッシュフルートインフォメディア アイリッシュフルート、ティンホイッスル奏者のhataoのサイト
 

上原奈未

ピアノ、ハープ
幼少よりピアノに親しみ、大学在学中より古楽やワールド音楽に興味を持ち、様々なグループで演奏や作編曲を行う。ケルトや北欧の伝承音楽に惹かれ、1998年にシャナヒーを結成、関西を中心に演奏活動を行ってきた。演奏の傍ら音源製作も行い、シャナヒーから『サリーガーデン』『タイム・ブルー』『リュース』の3枚のアルバムを発売。

やわらかな音じかん
 

hatao & nami

ケルト、北欧音楽の分野で長く活動してきたhataoと上原奈未が2011年に結成したデュオ。アイルランドやスウェーデンなどの伝承音楽を素材にしたオリジナル音楽を民族楽器の暖かな音色で届けている。旅先で見た風景、たくさんの出会い、日々の想いから生まれた様々な景色を描く。透明感溢れる音楽性が好評となり、関西を中心に全国各地を訪れコンサートを展開。 2014年に1st CD『Silver Line』を発売、2015年9月2nd CD『雨つぶと風のうた』を発売。

hatao&nami


主催:山陰日本アイルランド協会

12月
13
小泉八雲・朗読の夕べ「稀人(まろうど)—彼方より訪れしもの」松江公演
12月 13 @ 6:30 PM – 8:30 PM
小泉八雲・朗読の夕べ「稀人(まろうど)—彼方より訪れしもの」松江公演

日時:2015年12月13日(日)18:30(18:00開場)
会場:松江市総合文化センター プラバホール(島根県松江市西津田6丁目5-44)
出演:佐野史郎(俳優)、山本恭司(ギタリスト)、小泉凡(小泉八雲曾孫)
料金:一般 前売券2,000円、当日券2,500円;高校生以下 前売券1,000円、当日券1,500円 ※全席自由、未就学児入場不可
問い合わせ先:松江市産業観光部観光文化課 電話 0852-55-5214

朗読の夕べ | 島根県松江市観光公式サイト
 

3月
13
アイリッシュ・フェスティバル in Matsue 2016
3月 13 終日

20160313if2016_1

20160313if2016_2

→チラシのPDFファイル(1.3MB)

セント・パトリックス・デイ・パレード

日時:3月13日(日)11:00-13:30

アイルランドのシンボルカラー「緑」を身に着けて、アイリッシュの気分で行進しましょう!

遊覧船で堀川をめぐる「水上パレード」と松江城大手前からカラコロエリアに向かって行進する「陸上パレード」があります。お一人でもグループでも参加できますので、お気軽にお申込みください。

陸上パレードでは服装などに工夫を凝らして観客を楽しませていただいた方(グループ)には賞品を贈呈します。

水上パレード

[申込先着順]
時刻:受付10:30 出発11:00(堀川遊覧船50分)
受付場所:松江城二の丸
参加費:堀川遊覧船の乗船料が必要です。
大人500円、高校生以下200円、小学生未満無料
(当日受付でつり銭の要らないようにお支払いください)

陸上パレード

時刻:受付11:30 出発式12:30 出発12:40(60分)
受付場所:松江城二の丸
順路:松江城二の丸(受付)→県庁前大通り→島根県民会館前→南殿町カラコロ通り→カラコロ広場
参加費:無料


アイリッシュ・イベント

パフォーマンス

音楽、ダンス、パフォーマンスなどで、フェスティバルを盛り上げていただく方を募集します。

日時:3月13日(日)13:30-15:00
会場:南殿町カラコロ通り

アイリッシュ・パブ 「The Shamrock〈シャムロック〉」

ギネスと一緒に素敵なパブライブをお届けします

日時:
3月12日(土)17:00-22:00
3月13日(日)13:00-21:00
会場:カラコロ工房 地下大金庫室

ミュージシャン募集

アイリッシュ・パブで演奏してくださるミュージシャンを、絶賛募集中です!!
お申し込み・お問い合わせは山陰日本アイルランド協会事務局まで。Facebookをお使いの方は、アイリッシュ・フェスティバル in MatsueのFacebookページ宛のメッセージでも受け付けます。

グリーンマルシェ

趣向を凝らしたアイリッシュ屋台!

日時:3月13日(日)11:30-15:00
会場:王水堂駐車場(カラコロ工房東隣)

アイルランドショップ

ここでしか手に入らないアイルランドのグッズを販売

日時:2月16日(火)~3月17日(木)10:00-18:00(期間中無休)
会場:カラコロ工房 1階 手作りのお店

へるんさんのふるさとアイルランドこども展

市内小学生が調べた「アイルランドってこんな国!?」

日時:3月1日(火)~3月17日(木)
会場:カラコロ工房 地下金庫室

カラコロ工房のグリーンライトアップ

期間限定で行うライトアップをお見逃しなく

日時:2月16日(火)~3月17日(木)18:00-24:00
会場:カラコロ工房


地図



交通規制

A. 車両片側通行規制 県庁前大通り〜島根県民会館前:12:30-13:30(パレード通過後、順次解除します)
B. 車両通行止 南殿町カラコロ通り:12:30-15:00


募集中!

パレード&パフォーマンス 参加者

応募締切:3月7日(月)

→詳しくはチラシ裏面をご覧ください。

ボランティア・スタッフ

当日の運営にご参加いただける方を募集しています。

応募締切:3月7日(月)

→詳しくはチラシ裏面をご覧ください。


主催:
アイリッシュ・フェスティバル in Matsue 実行委員会
松江市

後援:
駐日アイルランド大使館
朝日新聞松江総局
毎日新聞松江支局
読売新聞松江支局
産経新聞松江支局
山陰中央新報社
中国新聞社
島根日日新聞社
BSS山陰放送
TSK山陰中央テレビ
日本海テレビ
山陰ケーブルビジョン
エフエム山陰
エフエムいずも
協賛・協力:
アイルランド政府観光庁
アイルランド政府商務庁
アイルランド政府産業庁
在日アイルランド商工会議所
Irish Network Japan
The Ireland Fund of Japan
GUINNESS
キリンビールマーケティング株式会社山陰支社
山陰日本アイルランド協会
公益財団法人松江市観光振興公社
関連リンク:
山陰日本アイルランド協会
山陰日本アイルランド協会 Facebookページ
松江市国際交流会館

 


小泉八雲とアイルランド

小泉八雲は(ラフカディオ・ハーン)は、1850年ギリシャ人の母とアイルランド人の父の間に生まれ、2歳からの幼少期をアイルランドのダブリンで過ごしました。その後アメリカでの記者生活を経て、1890年に来日。英語教師として赴任した松江はわずか1年3か月の滞在でしたが、八雲にとって最も愛する町のひとつとなりました。松江や日本の文化を世界に紹介した小泉八雲の故郷「アイルランド」の文化に親しみ、理解を深めましょう!

セント・パトリックス・デイとは

アイルランドでキリスト教を広めたセント・パトリックの命日である3月17日はアイルランド最大の祝祭日です。なかでも首都ダブリンで4000人以上の参加者が趣向を凝らして繰り広げるパレードは、熱狂的なイベントとして有名です。日本でも東京、横浜、熊本など各地で行われていて、松江市でも2007年から開催しています。アイルランドは、緑の多い美しい風景であることから「エメラルド色の島」と呼ばれ、シンボルカラーが緑であることから、パレードには伝統的に緑の服や装飾を身に着ける習慣があります。


過去のアイリッシュ・フェスティバル in Matsue

3月
31
アイリッシュハープ春愁:2台のアイリッシュハープ・コンサート
3月 31 @ 7:00 PM – 9:00 PM

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PDFファイル(486KB)

日時:2016年3月31日(木)18:00開場、19:00開演、18:00-19:00アイリッシュ・ティータイム
会場:清光院下のギャラリー(島根県松江市外中原町198-1)
出演:村上淳志、木村林太郎

アイリッシュフェスも終わり、次は素敵なコンサートのご案内です。
2台のアイリッシュハープ・コンサート「アイリッシュハープ春愁」
あの素敵なハープ弾き村上淳志さんが、また松江でコンサート開いてくださることになりました!
前代未聞の小泉八雲旧居でのコンサートを果たして2年。相棒の木村林太郎さんとともに、アイルランドの音色を届けてくださいます。50名様限定のステキな空間ですので、皆様ぜひおこしください。


入場料

3,000円

問い合わせ先

山陰日本アイルランド協会

[事務局]
〒690-0044 島根県松江市浜乃木7-24-2
島根県立大学短期大学部松江キャンパス 小泉研究室
phone/fax: 0852-20-0207
e-mail


村上淳志(Junshi Murakami)


1999年よりダブリン在住。アイルランド王立音楽院(RIAM)にてアイリッシュ・ハープを学ぶ。オーニャ・ニ・グール氏に師事。2005年にDiploma in Irish Harp Performanceを最優秀成績で授与される。約7年に及ぶグラフトン・ストリートでのバスキングを経て、現在、Waltons New School of Music、Kingston Academy of Music、Comhaltas Kilteel/Eadestownでハープを教える。アイルランド国内を中心に数々のライブやレコーディングに関わるほか、デンマーク、イタリアなどでも演奏活動を行う。2015年5月には、第1回東京アイリッシュハープフェスティバルを主宰し、今年4月には第二回目となる大阪アイリッシュハープフェスティバルを開催予定。2014年には小泉八雲旧居にて、木村林太郎とともにコンサートを開催した。

愛蘭土竪琴通信

木村林太郎(Rintaro Kimura)


大学時代、アイルランドのコーラスグループ、アヌーナとの出会いをきっかけにケルト圏の歌に傾倒。1997年9月より約一年間、自分の琴線に触れるメロディーを探してアイルランド西部ゴールウェイやメイヨー地方に滞在。帰国後にアイリッシュハープによる弾き歌いを始め、アコーディオン奏者藤野由佳やバイオリン奏者菅野朝子とのユニットでそれぞれアルバムを発表するほか、ソロアルバムも発表。低くやわらかな歌声とアタックが強く粒の立つハープ演奏が持ち味で、「吟遊詩人の末裔」の異名をとる。 村上淳志とともに、東京と大阪でのアイリッシュハープフェスティバルを企画した。

木村林太郎ブログ~リンタウロスの森


主催:山陰日本アイルランド協会

6月
11
平成27年度総会
6月 11 @ 2:00 PM – 4:30 PM

平成27年度の総会を下記の通り実施致しますので、ご出席下さいますようご案内致します。

日時:2016年6月11日(土)14:00-16:30
会場:島根県立大学短期大学部松江キャンパス 3号館1階 視聴覚室(島根県松江市浜乃木7丁目24-2 島根県立大学短期大学部松江キャンパス)

議題

14:00-14:40

  • 平成27年度事業・決算報告
  • 平成28年度事業・予算計画
  • その他

ティータイム

14:40-15:00

講演会「アイルランド異界との出会い:ジョイス、イェイツそしてハーン」

※どなたでも聴講していただけます。
15:00-16:30
講師:真鍋晶子氏(滋賀大学教授、日本アイルランド協会理事)
聴講無料
詳しい情報:https://sanin-japan-ireland.org/event/20160611lecture

平成27年度総会 講演会「アイルランド異界との出会い:ジョイス、イェイツそしてハーン」
6月 11 @ 3:00 PM – 4:30 PM

※どなたでも聴講していただけます。会員以外の方もどうぞご来場ください。

日時:2016年6月11日(土)15:00-16:30
会場:島根県立大学短期大学部松江キャンパス 3号館1階 視聴覚室(島根県松江市浜乃木7丁目24-2)
講師:真鍋晶子氏(滋賀大学教授、日本アイルランド協会理事)
聴講無料

真鍋晶子

滋賀大学教授、日本アイルランド協会理事。
京都大大学院文学研究科英語学英米文学専攻修士課程修了。アイルランド、アメリカのモダニズム詩と劇を、エズラ・バウンドと、W.B.イェイツ、アーネスト・ヘミングウェイなど彼を中心とする文学者を核にを研究。最近日本の芸術文化の西洋モダニズムに対する影響や、東西の出逢いで産み出されるものに興味をもつ。近著「バウンド、イェイツ、ヘミングウェイの日本との邂逅:狂言とヘミングウェイの詩をめぐって」(『日本人芸術家たちと欧米モダニズム』東京女子大学比較文化研究所、2016年)、”W. B. Yeats and Kyogen: Individualism & Communal Harmony in Japan’s Classical Theatrical Repertoire” (Études anglaises: Revue du Monde Anglophone, 2015)、『ヘミングウェイとバウンドのヴェネツィア』(彩流社、2015年)、『アイルランド文学』木村正俊編(開文社出版、2014年)など。

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