昨年7月に開催された茂山千五郎家狂言アイルランド公演の事業報告書のPDFファイルが、公演特設サイトで公開されました。
3都市での公演の様子や訪問した各地での写真、イェイツとラフカディオ・ハーン原作による新作狂言2作品を含む演目の紹介などが盛りこまれています。ぜひご覧ください。
事業報告書
PDFファイル(4.4MB)
今年は、日本・アイルランド外交関係樹立60周年あたります。これに因み、アイルランドにおいて「日本・アイルランド外交関係樹立60周年記念事業茂山千五郎家狂言アイルランド公演」と冠した「アイルランドと日本の邂逅〜W.B. イェイツ、ラフカディオ・ハーンと狂言」を開催いたします。
本企画は、アイルランドの国民的詩人・劇作家W.B.イェイツが狂言として書いた演劇『猫と月』とハーン作品に基づく新作を、日本を代表する狂言の名家で彦根藩にかかえられた大蔵流狂言茂山千五郎家が、アイルランド3都市で初上演するものです。また、日本に帰国後、彦根城築城410年祭において、凱旋公演を行います。
このような記念事業を通じて、日本とアイルランドの友好の絆がさらに深まるとともに、文学と狂言という普遍的な価値を通して、世界に広がりを持つ文化を創出することができることと存じます。大変不躾なお願いではございますが、どうか上記の趣旨ご理解賜り、本事業への貴社のご協賛、ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
日本・アイルランド外交関係樹立60周年記念事業
茂山千五郎家狂言アイルランド公演実行委員会
実行委員長 真鍋晶子
(アイルランド文学・W.B.イェイツ研究者)
日本・アイルランド外交関係樹立60周年記念事業
茂山千五郎家狂言アイルランド公演
「アイルランドと日本の邂逅~W.B. イェイツ、ラフカディオ・ハーンと狂言」
日時:2017年7月24日(日)~8月1日(水)
場所:アイルランド(スライゴー、ウォーターフォード、ダブリン)
総額約800万円を予定
うち、基金からの助成や参加費を650万円程見込む。
約150万円のご寄付をお願いする予定。
主催:アイルランド・日本外交関係樹立60周年記念事業 茂山千五郎家狂言アイルランド公演実行委員会
共催:ブルーレインコート・シアター・カンパニー
後援:在アイルランド日本国大使館、滋賀大学、日本アイルランド協会、日本イェイツ協会、国際アイルランド文学協会日本支部、山陰日本アイルランド協会、日本ケルト協会、彦根市、松江市
特別協力:茂山千五郎家
滋賀中央信用金庫彦根営業部普通預金 口座番号0655141
口座名:茂山狂言アイルランド公演実行委員会委員長真鍋晶子
ご協力のお願い・納入依頼書(PDF: 343KB)
公演・ツアー参加者募集チラシ(PDF: 919KB)
茂山千五郎家狂言アイルランド公演:アイルランドと日本の邂逅-W.B.イェイツ、ラフカディオ・ハーンと狂言
2017年 7月25日(火)ダブリン(スモック・アレイ・シアター) 7月27日(木)スライゴー(ルーレインコート・シアター・カンパニー パフォーマンス・スペース) 7月29日(土)ウォーターフォード(ガーター・レイン・アート・シアター) 小泉凡(小泉八雲曾孫、島根県立大学短期大学部教授) 真鍋晶子(滋賀大学教授) 新作狂言『猫と月』【アイルランド初演】 原作:W.B.イェイツ 訳:佐野哲郎 演出:松本薫 演劇『猫と月』(スライゴー公演のみ) 作:W.B.イェイツ 出演:ブルーレインコート・シアター・カンパニー 新作狂言『ちんちん小袴』【世界初演】(スライゴー公演を除く) 原作:ラフカディオ・ハーン 演出:茂山千五郎 古典狂言『蟹山伏』 主催:アイルランド・日本外交関係樹立60周年記念事業 茂山千五郎家狂言アイルランド公演実行委員会 共催:ブルーレインコート・シアター・カンパニー 後援:在アイルランド日本国大使館、滋賀大学、日本アイルランド協会、日本イェイツ協会、国際アイルランド文学協会日本支部、山陰日本アイルランド協会、日本ケルト協会、彦根市、松江市 特別協力:茂山千五郎家 日本語版チラシ (PDF: 913KB)
2015年10月にアイルランドで実施しました「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷」事業報告書(英語/日本語)と、ダブリンシティ大学でのレクチャー「ハーンと日本」の論集(英語)ができました。今日3月23日より特設サイトでPDFファイルを公開しています。
事業報告書(英語/日本語) | オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷
プロシーディングス:レクチャー「ハーンと日本」ダブリンシティ大学(英語) | オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷
2015年10月12日
から 事務局
「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷」の旅は、ダブリン、そしてトラモアおよびウォーターフォードでの日程を終えました。既出のものを除いた旅の様子のまとめが特設サイトに掲載されています。
ダブリンシティ大学でのレクチャー「ハーンと日本」。学生が多数集まっています。
ダブリンシティ大学のレクチャー「ハーンと日本」 | オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷
ウォーターフォード市長主催の歓迎レセプション。同市の市長は市議会議員が1年交替で務めるのだそうで、現在の市長は28歳とか。
10月にアイルランドで開催する「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン—帰郷」の特設サイトを公開しました。ダブリン・リトル・ミュージアムの展覧会、3都市で公演する佐野史郎さんと山本恭司さんの「小泉八雲・朗読の夕べ」、トラモアの小泉八雲庭園での交流事業、ダブリンシティ大学でのイベントなどもりだくさんです!
ダブリン、トラモア、ゴールウェイ……
放浪の旅人ハーンの魂を
アイルランドへ連れ戻す旅――
山陰日本アイルランド協会では、10月にダブリンで開催される展覧会「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン:帰郷(The Open Mind of Patrick Lafcadio Hearn: Coming Home)」にあわせ、「アイルランド11日間の旅」を企画しました。
このツアーには、今年6月にトラモアに開園した小泉八雲庭園(The Lafcadio Hearn Gardens)への訪問、松江市出身の俳優・佐野史郎さんとギタリスト・山本恭司さんによる「小泉八雲・朗読の夕べ」アイルランド公演への参加なども盛り込まれています。この機会にぜひご参加いただきますようご案内いたします。
日程:2015年10月6日(火)出発、16(金)帰国
訪問地:ダブリン、トラモア、ゴールウェイほか
旅行代金:お一人様400,000円
2015年6月26日、トラモアにオープン!!
小泉八雲のレリーフ(松江市寄贈)除幕式 ほか
会場:ダブリン・リトル・ミュージアム
オープニング・セレモニーと講演会に参加
ナビゲーター:小泉凡(小泉八雲曾孫)
ダブリン、ウォーターフォード、ゴールウェイ 3都市で上演
トリニティー・カレッジ、ダブリン・タウンツアー、ウィックロー森林公園、グレンダロッホ、バレン高原、モハーの断崖、コング ほか
tel: 048-966-9701(平日 9:00-18:00)
〒343-0816 埼玉県越谷市弥生町11-5 大野ビル4F
担当:津野田孝志
e-mail: takashi_tsunoda@tobutoptours.co.jp
〒690-0044 島根県松江市浜乃木7-24-2
島根県立大学短期大学部 松江キャンパス 小泉研究室
tel/fax: 0852-20-0207
e-mail: info@sanin-japan-ireland.org
PDFファイル(561KB)
2015年7月24日 から 事務局 | 0件のコメント
松江出身の俳優・佐野史郎とギタリスト・山本恭司による「小泉八雲・朗読の夕べ」は2015年で10年目。今年は「稀人―彼方より訪れしもの」と題して、アイルランド国内3か所での公演が予定されています。この朗読パフォーマンスは、世界に向けてハーン文学を紹介するという大きな役割を担っています。
10.9 ダブリン / 10.11 ウォーターフォード / 10.13 ゴールウェイ
Lafcadio Hearn Reading performances of Maraudo — Visitors from the World Beyond by Shiro Sano and Kyoji Yamamoto, who are both from Matsue, will be held in three locations in Ireland. Sano and Yamamoto have been performing Hearn’s works for ten years, and their performances play an important role in introducing the literature of Hearn to the world.
Oct 9, Dublin / Oct 11, Waterford / Oct 13, Galway
松江ではすっかりおなじみ、地元出身の俳優・佐野史郎さんとギタリスト・山本恭司さんの「小泉八雲・朗読の夕べ」は今年で10年目。
昨年、初めての海外公演が八雲の生誕地ギリシャで実現したのにつづき、今年は八雲が少年期を過ごしたアイルランドでの公演が決定しました。10月にダブリン、ウォーターフォード、ゴールウェイで上演予定です。
このたび「朗読の夕べ」のFacebookページができました。アイルランド公演、そして松江はじめ日本での公演の話題をお届けします。