昨年7月に開催された茂山千五郎家狂言アイルランド公演の事業報告書のPDFファイルが、公演特設サイトで公開されました。
3都市での公演の様子や訪問した各地での写真、イェイツとラフカディオ・ハーン原作による新作狂言2作品を含む演目の紹介などが盛りこまれています。ぜひご覧ください。
事業報告書
PDFファイル(4.4MB)
2020年1月1日 から 事務局 | 0件のコメント
写真:ダブリンのラフカディオ・ハーン(小泉八雲)第4の旧居(アッパー・リーソン通り73番地)
2020年はハーン生誕170年、来日・来松130年です
今年は、日本・アイルランド外交関係樹立60周年あたります。これに因み、アイルランドにおいて「日本・アイルランド外交関係樹立60周年記念事業茂山千五郎家狂言アイルランド公演」と冠した「アイルランドと日本の邂逅〜W.B. イェイツ、ラフカディオ・ハーンと狂言」を開催いたします。
本企画は、アイルランドの国民的詩人・劇作家W.B.イェイツが狂言として書いた演劇『猫と月』とハーン作品に基づく新作を、日本を代表する狂言の名家で彦根藩にかかえられた大蔵流狂言茂山千五郎家が、アイルランド3都市で初上演するものです。また、日本に帰国後、彦根城築城410年祭において、凱旋公演を行います。
このような記念事業を通じて、日本とアイルランドの友好の絆がさらに深まるとともに、文学と狂言という普遍的な価値を通して、世界に広がりを持つ文化を創出することができることと存じます。大変不躾なお願いではございますが、どうか上記の趣旨ご理解賜り、本事業への貴社のご協賛、ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
日本・アイルランド外交関係樹立60周年記念事業
茂山千五郎家狂言アイルランド公演実行委員会
実行委員長 真鍋晶子
(アイルランド文学・W.B.イェイツ研究者)
日本・アイルランド外交関係樹立60周年記念事業
茂山千五郎家狂言アイルランド公演
「アイルランドと日本の邂逅~W.B. イェイツ、ラフカディオ・ハーンと狂言」
日時:2017年7月24日(日)~8月1日(水)
場所:アイルランド(スライゴー、ウォーターフォード、ダブリン)
総額約800万円を予定
うち、基金からの助成や参加費を650万円程見込む。
約150万円のご寄付をお願いする予定。
主催:アイルランド・日本外交関係樹立60周年記念事業 茂山千五郎家狂言アイルランド公演実行委員会
共催:ブルーレインコート・シアター・カンパニー
後援:在アイルランド日本国大使館、滋賀大学、日本アイルランド協会、日本イェイツ協会、国際アイルランド文学協会日本支部、山陰日本アイルランド協会、日本ケルト協会、彦根市、松江市
特別協力:茂山千五郎家
滋賀中央信用金庫彦根営業部普通預金 口座番号0655141
口座名:茂山狂言アイルランド公演実行委員会委員長真鍋晶子
ご協力のお願い・納入依頼書(PDF: 343KB)
公演・ツアー参加者募集チラシ(PDF: 919KB)
茂山千五郎家狂言アイルランド公演:アイルランドと日本の邂逅-W.B.イェイツ、ラフカディオ・ハーンと狂言
2017年 7月25日(火)ダブリン(スモック・アレイ・シアター) 7月27日(木)スライゴー(ルーレインコート・シアター・カンパニー パフォーマンス・スペース) 7月29日(土)ウォーターフォード(ガーター・レイン・アート・シアター) 小泉凡(小泉八雲曾孫、島根県立大学短期大学部教授) 真鍋晶子(滋賀大学教授) 新作狂言『猫と月』【アイルランド初演】 原作:W.B.イェイツ 訳:佐野哲郎 演出:松本薫 演劇『猫と月』(スライゴー公演のみ) 作:W.B.イェイツ 出演:ブルーレインコート・シアター・カンパニー 新作狂言『ちんちん小袴』【世界初演】(スライゴー公演を除く) 原作:ラフカディオ・ハーン 演出:茂山千五郎 古典狂言『蟹山伏』 主催:アイルランド・日本外交関係樹立60周年記念事業 茂山千五郎家狂言アイルランド公演実行委員会 共催:ブルーレインコート・シアター・カンパニー 後援:在アイルランド日本国大使館、滋賀大学、日本アイルランド協会、日本イェイツ協会、国際アイルランド文学協会日本支部、山陰日本アイルランド協会、日本ケルト協会、彦根市、松江市 特別協力:茂山千五郎家 日本語版チラシ (PDF: 913KB)
2015年10月にアイルランドで実施しました「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷」事業報告書(英語/日本語)と、ダブリンシティ大学でのレクチャー「ハーンと日本」の論集(英語)ができました。今日3月23日より特設サイトでPDFファイルを公開しています。
事業報告書(英語/日本語) | オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷
プロシーディングス:レクチャー「ハーンと日本」ダブリンシティ大学(英語) | オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷
2015年10月20日
から 事務局
駐日アイルランド大使館のウェブサイトで公開されたニューズレターの2015年秋号に、「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷」の記事が掲載されました。アン・バリントン大使のメッセージに言及があるほか、訪問団がマイケル・D・ヒギンズ大統領を表敬した様子が写真とともに紹介されています。
2015年10月12日
から 事務局
「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷」の旅は、ダブリン、そしてトラモアおよびウォーターフォードでの日程を終えました。既出のものを除いた旅の様子のまとめが特設サイトに掲載されています。
ダブリンシティ大学でのレクチャー「ハーンと日本」。学生が多数集まっています。
ダブリンシティ大学のレクチャー「ハーンと日本」 | オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷
ウォーターフォード市長主催の歓迎レセプション。同市の市長は市議会議員が1年交替で務めるのだそうで、現在の市長は28歳とか。
2015年10月10日
から 事務局
アイルランドでつづく「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷」の旅、ダブリン滞在のしめくくりはハーンの曽祖父が司祭を務めていたセント・アンズ・チャーチでの小泉八雲・朗読の夕べ「稀人(まろうど)―彼方より訪れしもの」初演。佐野史郎さんの朗読、山本恭司さんの音楽です。特設サイトにまとめました。
2015年10月8日
から 事務局
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の生涯を紹介する展覧会「帰郷―オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン」がダブリン・リトル・ミュージアム(アイルランド・ダブリン市)で始まりました(2016年1月3日まで)。現地時間の7日(水)にはオープニング・セレモニーが開催され、日本からの訪問団も出席しました。
【10/10追記】SNSから貼り付けたコンテンツは特設サイトに一元化しました。下記リンク先にてご覧ください。
ダブリン・リトル・ミュージアムの展覧会のオープニング・セレモニー | オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷
共同通信の記事になりました。掲載メディアによって文章の長短や掲載写真が異なりますので、比べてご覧ください。
展示の開始式典に出席したひ孫の小泉凡氏(54)=島根県立大短期大学部教授=は電話取材に「(現地では)まだ作家としてきちんと認められていないが、この機会に少しでも多くの方に知ってもらえれば」と期待を込めた。
……
サイモン・オコナー学芸員(40)は「来館者が、その途方もない生涯に触れるだけでなく、多彩で素晴らしい著作を読んだり聴いたりできるよう工夫した」と説明した。松江市の小泉八雲記念館が所蔵する机やペン、直筆原稿、虫眼鏡など約15点が持ち込まれた。地元紙は、八雲がアイルランドを離れてから約150年ぶりに「ダブリンで正式に認知される」と紹介した。
(日本経済新聞のサイトより)
アイルランドで小泉八雲展 故郷で初、認知度向上に期待 – 47NEWS(よんななニュース)
‘고이즈미 야쿠모展’ 고향 아일랜드서 열려…사후 111주년
【10/9追記】山陰中央新報にも、独自記事を交えて掲載されました。
2015年10月7日
から 事務局
アイルランドで開催される「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷」に参加する日本からの訪問団が、無事アイルランドに到着しました。
【10/10追記】SNSから貼り付けたコンテンツは特設サイトに一元化しました。下記リンク先にてご覧ください。
現地時間の7日(水)14:30には、マイケル・D・ヒギンズ大統領を表敬訪問する予定です。
President | Diary | president Receives Representatives Of The Sanin Japan Ireland Association
開催を前に、現地紙アイリッシュ・タイムズには、ジョン・モーランさんによるハーンの記事。モーランさんは8日(木)にダブリン・リトル・ミュージアムで開催されるレクチャーと音楽「ラフカディオ・アット・ホーム」の講師を務めるほか、ダブリンのハーンゆかりの地のツアーでも案内役を務めます。
Coming home – An Irishman’s Diary on Lafcadio Hearn and Dublin
「オープン・マインド・オブ・パトリック・ラフカディオ・ハーン―帰郷」の詳しい情報と最新の話題は、下記の特設サイトとFacebookページでチェックしてくださいね。